古くから受け継がれる技法 乾漆(かんしつ) が、奈良県奈良市のふるさと納税のお土産品に採用されました。
この機会に是非お手元に。
※ 唐招提寺 鑑真和上坐像 や、国宝興福寺の阿修羅像も『乾漆』で作られています。
※ 非常に高度な技術を要するため、製作には3~6ヶ月程度お時間を頂戴します。
今回のお土産品は、飛鳥・奈良時代に多く用いられた、乾漆という技法を使って作成されます。乾漆とは、漆を沁み込ませた麻布を型の上に何重にも覆い固めて成形していく技法で、彫像や鋳像よりも軽くて劣化しにくいという特徴があります。
非常に高度な技術を必要とし手間もかかるため、現在日本でこの技法が使えるのは、本作者を含めて 5人程しか存在しません。
作 者: 仏師 宮澤昌輔氏
・ふるさと納税とは
「ふるさと」を応援したい、「ふるさと」へ貢献したい、という気持ちを持つ納税者が、「ふるさと」と思う地方公共団体に寄附を行った場合、個人住民税からその2割程度を上限として、寄附金額を控除する寄附金税制のことです。 (寄付額から2,000円控除し、年末調整で還付されます。)